リメンバーミーで学ぶメキシコのスペイン語

こんにちは!

皆さんもご存じのリメンバーミーはメキシコが舞台となっており、英語版でもスペイン語の言葉が混ぜられて話されています。

今回はそんなリメンバーミーに出てくるスペイン語で特にメキシコで使われる言葉やスラングをご紹介したいと思います。

覚えておきたいスペイン語

まず、メキシコのみでなく他国でも良く使われる単語をご紹介します。

家族メンバー

Papá (パパ)

お父さん
ちなみにPadreも同じくお父さんですが、Papáよりもフォーマルな言い方です。

Mamá (ママ)

お母さん
Madreという言い方もありますがPadre同様、フォーマルな言い方です。

Tío/Tía (ティオ/ティア)

おじさん/おばさん
スペイン語では基本的に男性名詞には単語の終わりにO、女性名詞にはAを使います。

Hijo/Hija (イホ/イハ)

息子/娘

南米、メキシコでは実の息子や娘でなくても愛称でhijo/hijaを使われることが良くあります。

ただ、若者はあまり使わず中年くらいの年齢の方が使うことが多いです。

Abuelo/Abuela (アブエロ/アブエラ)

おじいちゃん/おばあちゃん

映画ではAbuelitaと言っていますがこれはAbuela + itaで、

ita/itoは小さい、少ないことを表現したり愛情表現として非常に良く使われます。

良く使われるフレーズ

Pobrecito (ポブレシート)

可哀そうに

Estas bien? (エスタス ビエン?)

大丈夫?
bienは良いという意味でEstasはEstarのTú(あなた)の動詞変形になります。

Ay, dios mio (アイ、ディオス ミオ)

英語でいうOh, my godです。

Oye (オジェ)

ねえねえという意味で話を聞いてほしい時に使われます。

Vámonos (バモノス)

行こうという意味です。

Vámonos (バモノス)とVamos(バモス)の違いは、

Vámonosは今いるところから去りましょう、出発しましょうという意味です。

Vamosは単純に目的地に行きましょうという意味です。

A ver (ア ベール)

2つ意味があり、1つは直訳の通り「見せて」という意味になりますが、他にもちょっと考えたいときに「えっと」という意味でも使われます。

Eso (エソ)

文法的に正しい意味は「それ」という意味ですが、「まさにその通り!」というように使われることもあります。

相手が何かをやっていてモチベーションを上げたい時などに使われます。

その場合、感情を込めてエッソーと発音します。

Salud (サルード)

2つ意味があり1つは映画でも使われているように「乾杯」という意味で使われます。

もう一つは英語でいう「Bless you」と同じように誰かがくしゃみをした際にお大事に!という意味で使われます。

メキシコのスラング



Hijole (イーホレ)

驚いたときに使われるフレーズでコンテクストによってポジティブまたはネガティブどちらの意味でも使われます。

Chamaco/Chamaca (チャマコ/チャマカ)

子供や若者という意味で使われ類語はmuchacho/muchachaまたはniño/niñaです。

Que padre (ケ パドレ)

すごいね!いいね!という意味です。

Que onda (ケ オンダ)

元気?と挨拶したい時に使われます。

返事の仕方としては以下のように返すことができます。

  • Todo bien
  • Bien, ¿tú cómo estás?
  • Todo en orden
  • Genial
  • Que onda!

No manches (ノー マンチェス)

「No way!」、「ありえない!」、「うそ!」という意味で使われ、ポジティブな意味とネガティブな意味のどちらでも使える便利なフレーズです。

また、同じ意味でNo mamesも使われますがNo manchesより汚い言葉遣いなので気をつけましょう。

メキシコの文化

Día de los muertos (ディア デ ロス ムエルトス)


映画のテーマになっている死者の日こと。毎年11月1日と2日に祝われます。

日本のお盆のようなイベントで故人のことを想いその日に魂が戻ると言われており、Ofrenda(祭壇)を写真、食べ物やお花でお供えします。

日本と違うところとしては、すべてカラフルに飾り付けるところと墓場で家族がお酒や食事を楽しみ祝う部分です。

Cempasúchil (センパスチル)


千寿菊またはマリーゴールドの花で死者の日はこの花でどこもいっぱいになります。

死者の日にマリーゴールドが飾られる習慣は、もともとはアステカのメシカ族が、「黄色い花には太陽の熱が残って、死者の帰り路を照らしてくれる」と考えられ、

故人のお墓に黄色の花をお供えしていた事が由来になっているそうです。

Alebrije (アレブリヘ)



映画に出てくるカラフルな動物たちで、映画では魂のガイドと話されていましたが、

実はメキシコの伝統的な工芸品で一つ一つのアレブリへは手作りでそれぞれ異なる想いが込められて作られます。

詳しくは以下の記事にて↓

Mariachi Plaza (マリアチ プラザ)



マリアッチ ( Mariachi )は、 メキシコ の音楽のひとつであると同時に、その音楽を演奏する楽団の総称として呼ばれ、演奏にはヴァイオリン、トランペット、ギターなどが使用されます。

またプラザ(Plaza)は広場という意味なのでマリアッチ広場となります。

マリアッチはメキシコの文化には欠かせない存在で、誕生日会や恋人に告白したい時等特別なオケージョンに呼ばれます。

Grito (グリート)


グリートは直訳すると叫び声となりますが、メキシコでは感動詞として使われます。

「aaah」または「aaaayyyyeeee」のように叫ばれ、喜び、興奮や感動を表現し、よく曲の途中に叫ばれます。

以上、映画リメンバーミーにまつわるスペイン語でした!